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【理学療法士監修】ゴルファーが知っておきたい「五十肩(肩関節周囲炎)」の基礎と予防トレーニング

■ 五十肩とは?

五十肩(正式名称:肩関節周囲炎)は、40〜60代に多く見られる肩関節の炎症性疾患です。加齢や使い過ぎ、筋力バランスの崩れなどが原因で、肩の動きに関わる腱や関節包が硬くなり、可動域制限や痛みを引き起こします。
ゴルファーにとっては、スイング中のトップポジションやフォローで肩の可動性が制限されることで、飛距離やスイングテンポに大きな影響を及ぼします。


■ 五十肩の原因とゴルフとの関係

五十肩の主な原因は「血流の低下」「筋膜の癒着」「姿勢不良」による肩関節周囲の柔軟性低下です。特にゴルフでは、

  • 猫背姿勢による肩甲骨の動きの制限

  • 胸郭の硬さによる肩の回旋不足

  • 利き腕ばかりを使うことによる左右差
    が重なることで、肩の負担が増大します。

最近の研究でも、肩関節周囲炎の患者では肩甲骨の後傾角度が有意に減少しているという報告があり(Yano et al., J Shoulder Elbow Surg, 2022)、ゴルフのパフォーマンスにも直結することが示されています。


■ 痛みがある時期の対応

痛みが強い「急性期」では、無理なストレッチやスイング練習は逆効果です。
まずは炎症を鎮めることを優先し、アイシングや軽い可動域運動(例:振り子運動)を行いましょう。
ゴルファーの場合、スイング動作を一時的に控え、下半身トレーニングや体幹安定性の向上に切り替えるのが効果的です。


■ 改善期〜予防期のトレーニング例

痛みが落ち着いたら、肩甲骨と胸郭の動きを取り戻すトレーニングを始めます。
以下は理学療法士が推奨する基本メニューです。

  1. 肩甲骨のモビリティドリル
     壁に背をつけて肩甲骨を上下・内外にゆっくり動かす

  2. スキャプラプッシュアップ
     肩甲骨を意識しながら前後に動かすことで安定性を高める

  3. チューブエクスターナルローテーション
     ゴルフスイング時に使う外旋筋群(棘下筋・小円筋)を強化

  4. 胸椎エクステンションストレッチ
     背骨の柔軟性を取り戻し、肩の可動域を広げる

これらを継続することで、スイングトップの可動域改善や肩の引き動作がスムーズになります。


■ 当ジムでのサポート内容

当店「SYN GOLF PERFORMANCE LAB.」では、理学療法士が評価を行い、

  • 肩関節・胸郭の可動性チェック

  • 筋力バランスの測定

  • ゴルフスイング中の動作分析
    を通して、痛みの原因を特定。

そのうえで、肩のリハビリ+ゴルフスイング最適化を目的とした個別トレーニングを実施します。
「五十肩があるけどゴルフを続けたい」「再発しない身体を作りたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。


■ まとめ

五十肩は放っておくと可動域が戻らず、スイングにも長期的な悪影響を及ぼします。
しかし、正しい知識と段階的なトレーニングで再発を防ぎながら、以前よりもスムーズな肩の動きを取り戻すことが可能です。

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整形外科クリニックで理学療法士として勤務し、運動器疾患をはじめ多くのスポーツアスリートに関わる。また、千葉県~東京都をはじめ国内でも数少ないゴルフ専門トレーナーとして活動中。 自身もゴルフを行い、トレーニングをして1年で飛距離が+70yardアップした経験を活かし、飛距離アップやスイングフォーム改善のためのトレーニングやコンディショニングを得意とする。 医学をベースにした身体への豊富な知識と、プロ~学生アスリートまで累計1万人以上見てきた経験を併せ持った身体のプロフェッショナル

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